-TIME-2

東京にいると、夜の繰り返しが運ぶ、 野性の吐息を忘れた自分に気付かなくなる。 外に開いた窓は内を闇に解き放し、風を肌に伝える。 すだれは無数の闇につながり、部屋の灯りを瞳に映す。 夜、それは深い野性の内に溶けようと、私を誘う。 時計の針が指すのは、アスファルトの上の夜。 全ての夜は、深い意識の闇に沈み、 …