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写真・詩コラボ作品 -TIME- +作品(額入り)

お問い合わせは鈴木戸田耐子 taikosuzuki@icloud.com にお願いいたします。

-TIME-2

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東京にいると、夜の繰り返しが運ぶ、
    野性の吐息を忘れた自分に気付かなくなる。
    外に開いた窓は内を闇に解き放し、風を肌に伝える。
    すだれは無数の闇につながり、部屋の灯りを瞳に映す。
    夜、それは深い野性の内に溶けようと、私を誘う。
    時計の針が指すのは、アスファルトの上の夜。
    全ての夜は、深い意識の闇に沈み、
    野性は恐怖に溶け、闇は私の内を覗く。
    内の私は、無数の暗闇から視線を浴び、
    眠りは、アスファルトの街に戻るまで忘れよう。

 


    2


詩:往蔵稲史仁 写真:鈴木耐子

 


— 1997 kochi...


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