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荒川修作の訃報に触れたのは、まとめ読みの紙面からだった。
    60年代、混迷する日本から海を渡った、
    伝説と神話化された若き作家の一人だった。
    難解な作品を神話の中に残し続けた、希有な存在だった。
    彼の作品は、言葉に意味を求め、
    言葉と記述の間を自由自在に往復する。
    鋭く、ふてぶてしく、
    遠くを見つめ語り出す彼の作品に向ける言葉は、
    連射された機銃に似るが、聞き入る者の耳には何故か届かない。

 

    40

 

詩:往蔵稲史仁 写真:鈴木耐子

 


 

 

 

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