-TIME-102

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未来が父に所属していた。
    父が挑む明日は、歴史の誤読だったのか。
    輝く未来、父たちの創造的未来、
    それは、混沌とした現実にたどり着き、縮む。
    今と向き合う父たち、
    何故か、母たちの現実にたどり着く。
    昨日は明日、そこには誤読等はなく、
    繰り返された始まりしかない。
    始まりは明日に留まらず、諦めのないため息に似る。
    母たちの近未来が、そして現実が、歴史の誤読を鋤き棄てる。
    父たちの自立しない未来、引き寄せ、飲みほす。
    ミライは母たちの後ろ姿、母たちの未来が、
    まちは「ミライ」に緩む。

 

    102

 

詩:往蔵稲史仁 写真:鈴木耐子

 

 

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